Note

DECO BOTANICAL GARDEN MOVIE -2021

By 2021年4月1日 No Comments

山梨県北杜市武川のDECO BOTANICALの四季を収めたムービーの音楽を担当しました。映像は砺波周平さん。ディレクションはBEEK土屋くん。
長い年月をかけ造り上げられた空間、移り変わり循環する森やガーデン、砺波さんの美しい映像、それらに呼応するように。
ディレクション BEEK 土屋誠
撮影・編集 砺波周平
音楽 田辺玄「garden」
文章 大庭ひろみ
企画から2年、ようやくデコボタニカルの四季をみなさんにお届けできます。
私たちが10年以上の歳月をかけて、時に仲間の助けを借りながら、こつこつと作り上げてきた空間・デコボタニカル。
この空間がみなさんにとっても唯一無二の存在になるように、ガーデンや森だけでなく建物も自らの手で作り上げてきました。
そんなこの庭や森の1年の物語を動画で
お伝えしようと、企画から2年かけてガーデンムービーを製作しました。
デコボタニカルの周りにも、人の手が入らなくなり荒れるに任せた状態の森がたくさんあります
デコ・ボタニカルのガーデン・森もかつてそうであった様に、ひとたび手を止めてしまったら周りの土地のように再び藪が生い茂り、光の入らない暗い森に逆戻りしてしまうことでしょう。
さらに、この空間を次の世代にも引き継いでいけるように、カフェから出る生ゴミはコンポストで再生させ、土に還します。
汚水によって土地を汚さないために、
合成洗剤を使用せず、ひと手間かけて食器を洗ったり、バイオトイレを導入しています。
お陰でトイレからは汚水・汚物は一切排出されず、バクテリアが住んでいるそば殻もやがては土に還ります。
ガーデンの植物たちも化学肥料や農薬に頼らず育てています。 非日常でありながらも、穏やかに過ごせるような
心地よい空間を作り上げるためには、
常に手をかけていく必要があります。
みなさんにお願いしている入園料やガーデンチャージはガーデンの維持だけでなく、ガーデンも含めたこの空間を、環境を守りながら持続させるためのものです。
これからもデコ・ボタニカルの想いに共感して頂ける方たちが集まれる「場」を提供し続けていきたいと思っています。